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【マンション管理の通信簿があるって本当?】

2023.05.21

【マンション管理の通信簿があるって本当?】

 

皆様こんにちは!株式会社PLUS RINGです!

 

早速ですが、『マンション管理の通信簿』が存在することはご存じですか?

「このマンションが気になるけど管理は大丈夫なのかな?」「管理費・積立金の収支状況はどんな感じなのだろう?」などマンションを購入するにあたって、マンションの管理の部分を気にされる方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は『マンション管理の通信簿』について一緒に学んでいきましょう!

 

マンション管理計画認定制度とは?

近年の中古マンションのストックの増加に伴って、老朽化や空き家などの問題が課題になってきております。そこで、2022年4月に国土交通省よりマンション管理計画認定制度が施行されました。これは、マンションの管理が適正に行われているかの指標を設けて明確化するのが目的で、中古マンションを購入する人にとっての重要な情報になり、そして売却する人にとっては資産価値の向上にも期待ができる制度です。

 

そして、同じく2022年4月に一般社団法人マンション管理業協会より施行されたマンション管理適正評価制度もございます。

 

マンション管理計画認定制度とマンション管理適正評価制度の違いは?

 

マンション管理計画認定制度マンション管理適正評価制度は両方ともマンションの管理状態を評価する制度です。2つの制度の違いを下表にまとめてみました。

 

 

 

 

どちらも管理組合の運営状況や、建物の状態などを確認するものですが、制度の実施エリアや有効期限、

評価方法が異なるのが大きな違いかもしれません。

 

マンション管理適正評価制度とは?

マンションの管理状態を5つのカテゴリー【➀管理体制②建築・設備③管理組合収支④耐震診断関係⑤生活関連】に分類し、ソフト面(現在の管理組合)とハード面(建物/設備の維持管理)の両面から、評価者(管理業務主任者・マンション管理士)がチェックし、☆の数によって6段階で評価されております。マンションの基本的な情報や評価情報を登録し、インターネット(マンション管理適正評価サイト)にて一定の情報を分かりやすく公開しているので、どなたでも気軽に閲覧ができる仕組みになっております。

※有効期限が1年なので評価結果が毎年変動する可能性もございます

 

 

 

 

では今回のまとめになります!

➀マンション管理の通信簿のような制度が存在する

マンション管理計画認定制度とマンション管理適正評価制度の2種類がある

③マンション管理適正評価制度は6段階で評価されるので、購入を検討している人の指標として反映されやすい

④マンション管理適正評価サイトは誰でも閲覧可能なので気軽に確認ができる

⑤マンション管理適正評価サイトの評価結果は有効期限の関係で変動する可能性があるので注意が必要

 

今回は「マンション管理の通信簿」のようにマンションの管理状態などを評価する制度について一緒に学んできました。

中古マンションを購入する際には室内のことに着目しがちですが、マンションの建物の状態や管理状況などの側面も重要になってきます。そこで、マンション管理適正評価のように一般の方でも気軽に、そしてわかりやすく評価情報を確認することが出来れば、購入に際しての有効な判断材料になることでしょう♪

 

当社は兵庫県尼崎市を拠点とし、

中古マンションの売買仲介やリノベーションを軸に活動しております。

自社設計×自社施工なので低コスト×ハイクオリティなご提案が可能!!

物件購入にあたってのご不明点・ご質問等、

些細なことでもお気軽にお問合せ下さい♪

 

 

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