2023.04.1
【換気の必要性と24時間換気システム】
皆様こんにちは、株式会社PLUS RINGです!
近年、コロナの影響で空気の質に対する関心が高まり『換気』の重要性が見直されていますが
皆様はご自宅でこまめな換気をされていますか?
今回は換気の必要性と、換気方法について解説します!
換気とは
まず換気とは、室内の汚染物質を新鮮な外の空気と入れ替えることを言い
『窓を開けて室内の汚れた空気を外に出すこと(排気)』だけではなく
『室内の汚れた空気を、室外の新鮮な空気に入れ換えること(給気)』が重要です。
以前の記事でも「シックハウス症候群」について紹介しましたが
2003年の建築基準法改正でシックハウス症候群対策として
『24時間換気システム』の設置が義務化されました。
空気の汚れは目には見えないので「換気が足りていない」事には気付きにくいですが
換気不足は、人にも家にも少しずつダメージを与える要因になります。
換気不足だとどうなるの?
換気不足だと人体や建物に下記のような様々な影響があります。
二酸化炭素が増える …頭痛、眩暈、吐き気、集中力の低下、睡眠障害
酸素不足 …息切れ、脈拍数増加
湿気が増え結露からカビの発生 …過敏性肺炎、アレルギー、気管支喘息
接着剤・塗料の化学物質 …シックハウス症候群(目喉の痛み、吐き気、頭痛、眩暈、湿疹、呼吸困難など)
ウイルスの侵入・蔓延 …インフルエンザ、コロナウイルス、ノロウイルスなど家庭内感染
24時間換気システムとは
24時間換気システムとは窓を開けなくても1時間で半分の空気が入れ替わるような設備です。
換気のタイミングを考えずとも室内の空気が効率的に入れ替わり、
シックハウス症候群などの予防に役立ちます。
エアコンでも換気ができてると思っている方がいるかもしれませんが
実は、一般的なエアコンに換気機能はついていません。
24時間換気システムは給排気の仕方によって3つのタイプがありますが
住宅に採用されることが多いのは「第三種換気」というものです。
これは排気を換気扇で行い、給気は自然給気に任せる換気方式で、
排気のみ機械装置のためコストが抑えられ、結露を防ぐこともできます!
24時間換気システムがない場合の換気方法
2003年以前の物件で24時間換気システムがない場合は意識して換気する必要があります。
効果的な換気方法は以下の通りです。
①対角線上に窓がある場合、2つの窓を開けて空気の通り道を確保
②窓が1つの場合は部屋の奥から窓に向かって空気を流すようにサーキュレータを活用する
③台所・浴室・トイレなどにある換気扇を活用し強制的に排気する
最後に
いかがでしたでしょうか?
なんとなく窓を開けて換気ができているという気持ちになっていませんでしたでしょうか?
今後は正しい換気について知識を身に着け、体や建物に異変が起きる前にできることから対策していきましょう😊
当社は兵庫県尼崎市を拠点とし、
中古マンションの売買仲介やリノベーションを軸に活動しております。
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