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【主採光とは?方角による日の当たり方の違い】

2023.11.19

【主採光とは?方角による日の当たり方の違い】

 

皆様こんにちは、株式会社PLUS RINGです!

 

早速ですが、皆様のお宅の主採光は何向きですか?

一般的にマンションではバルコニー等の主として採光を得る面を主採光としていて、

販売図面などの資料では「〇向き」と方角を記載していることが多く見受けられます。

 

※主採光となる部分の面積が居室床面積の1/7以上とすることが建築基準法で定められています。

しかし、法改正があり令和5年4月以降は基準を満たした照明設備を設置した場合は1/10以上にまで緩和されます。

 

物件を探されているお客様の多くは南向きを希望されていることが多いです。

しかし、ライフスタイルによって過ごしやすい方角は変わります。

どの方角が自分に合っているのか、各方角の特徴を確認していきましょう!

 

◇東向きのお部屋

東向きのお部屋は朝方から午前中の陽当たりが良く

窓からの朝日で自然と目を覚まし気持ちよく1日をスタートできるかと思います。

朝方の人はもちろん、なかなか起きられない人にもおすすめです。

また、日中は直射日光が入りにくいので室温が上がりにくく、夏場は涼しく過ごせます。

デメリットとしては午後に室内で過ごすには照明が必要になる場合が多いことや、

冬場は南向きに比べると寒くなる傾向があるなどです。

『朝から活動したい』『夏の暑さが苦手』『午後はあまり家に居ない』といった人におすすめです。

 

 

東向きの日の当たり方イメージ図

 

 

 

◇西向きのお部屋

西は夕方の日差し、いわゆる『西日』が良く入る方角です。

夕方からの日差しが強くなるので、夕方以降も部屋が暖かいのがメリットでしょう。

その代わり朝は日差しが入らず少し暗いので天気の悪い日の午前中は照明が必要になる場合があります。

『西日』は光が強いので季節によっては眩しい、暑いと感じることがあり

直射日光が当たる場所の家具や床材の日焼けなどにも注意が必要です。

『仕事等で夜型生活の方』『日中はほぼ家に居ない』『寒がりで暖かい部屋希望』の人におすすめです。

 

 

西向きの日の当たり方イメージ図

 

 

 

◇南向きのお部屋

人気の南向きのお部屋は4つの方角の中で最も日照時間が長いので

照明器具の使用頻度を減らすことができる、洗濯物が乾きやすいことや、観葉植物を育てるのに適しています。

また、冬場でも天気の良い日は日差しの温かさを感じやすいので光熱費の節約にもなるかと思います。

デメリットとしては、日当たりが良すぎて夏場は暑く、冷房などのコストがかかることや

窓近くの家具などが日焼けしやすいなどがあります。

『日中の在宅時間が長い人』『暖かい部屋に住みたい人』『洗濯物は外干し派の家庭』の人におすすめです。

 

 

南向きの日の当たり方イメージ図

 

 

 

 

◇北向きのお部屋

直射日光が入らず、柔らかな光が入るので家具等の日焼けの心配が少ないです。

テレビやパソコンの画面に光が反射して見づらくなることも少ないです。

日差しが入らない分、室温が上がりにくく暑さが苦手な人でも涼しく過ごせる場合も。

また、人気がないため南向きに比べるとコストを下げることができます。

デメリットとしては昼間でも照明が必要な場合があることや、

梅雨など雨の日が続くと部屋の湿度が下がりにくく、結露やカビが発生しやすいことなどがあげられます。

 

 

北向きの日の当たり方イメージ図

 

 

※あくまで直接的な日の当たり方のイメージ図になりますので、実際には採光部分周辺の物件の環境などで変化します。なので、室内が完全に真っ暗になるということではございません!

 

人気のある方角は【南 > 東 > 西 > 北】の順で、

方角以外が同条件の場合には、南向きの部屋が高額になる傾向があります。

しかし、すべての南向き住戸が明るいわけではなく、

実際には周りの建物などの影響で日が入らないなんてこともあるので、内覧の際にしっかりと日の当たり方を確認する事をお勧めします!時間をずらしたり、天候の異なる日など、複数回内覧されることも大切かもしれません♪

 

 

 

◇日光を浴びるとどんな効果があるの?

 

日光を浴びることで生成されるメラトニンビタミンDは、肌の細胞を美しく保つ働きがあります。メラトニンは睡眠の質を高め、日中に受けた肌へのダメージを修復してくれます。さらに、日光を浴びることによりセロトニンという脳内伝達物質が活性化されます。このセロトニンは幸せホルモンといわれていて、リラックス効果が得られ、ストレスの軽減になるといわれています。

ほどよく日光を浴びることは人間にとってとても大切なことなのです♪

 

 

 

 

 

 

まとめ

①マンションではバルコニーやテラス等の主として採光を得る面を主採光という

②居室には一定の採光を取り入れられるように定められている基準がある

③東向きは午前中に日が入りやすい

④西向きは午後に日が入りやすい。西日は日差しが強く感じやすい

⑤南向きは最も日照時間が長い。冬場も日中は暖かく感じられやすいが、夏場は日が当たることによってさらに暑いと感じる場合がある。

⑥人気な方角は南向きだが、日の当たる時間帯を把握し、ご自身のライフスタイルによって方角を選択するのも重要。

⑦ほどよく日光を浴びることは健康面でもメリットがある。

 

 

弊社は兵庫県尼崎市を拠点とし

中古マンションの売買仲介やリノベーションを軸に活動しております。

自社設計×自社施工なので低コスト×ハイクオリティなご提案可能!

物件購入の際の注意点や資金計画について詳しくお話しさせていただけますので

ご不明点・ご質問等あればお気軽にお問合せください☺

 

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